市民・府民の皆様へ」カテゴリーアーカイブ

ヘルパー連絡会勉強会

 

本日、松原市ヘルパー連絡会の研修会に薬剤師会として参加しました。
日頃、薬局に足を運んでいただいているヘルパーさんに、次のことをお話してきました。

  • 平成25年からの大阪府地域医療計画
  • 在宅における医療と介護の連携
  • 薬の正しい使い方 高齢者と薬
  • 居宅訪問薬剤管理指導に至る4つのパターン
  • 松原市薬剤師会会員名簿の配布
  • 薬局への相談方法

来年度からの医療計画は、5疾病5事業+在宅医療になります。
その中でも、うつ病と災害時医療と在宅医療に重きが置かれます。
薬剤師会としても在宅業務に力を入れていかねばならない時代になりました。
身近で介護されているヘルパーさんの力を借りて、薬局在宅業務をスムーズに行えるようにお力添えをお願いします。

松原高校-薬物乱用防止教育

本日、磯野先生が松原高校にて一年生を対象に「薬物乱用防止教育」の講演をされるということで、私たち実習生も同行しました。私は3時間目のつかみの10分を話すという課題を課せられていました。とても緊張していましたが、磯野先生がていねいにアドバイスを下さっていたのでなんとか10分間話す事が出来ました。 磯野先生の講演は内容がまとまっており、またポイントが押さえられているので、すごく聞きやすかったです。
脱法ハーブに関しては今年に入ってから特に大きく報道されています。
断り方の3つのテクニックとして、
①断る言葉を繰り返す「いらない。ゼッタイ、いらない。」
②いらない理由を言う「かっこ悪いから」「興味がないから」
③他の人や法律に頼る「家族や友達を悲しませるから」「逮捕されるから」
ということが重要だと磯野先生が講演中に話されていました。

薬物がどんなに恐ろしいものなのかを、しっかりと伝えられる話術を身に付けられるようになりたいと思います。

イソノ薬局実習生  奥野 成美

松原第7中学「お薬教育」

本日、松原市立第七中学校にて、白馬先生が三年生を対象に「お薬の正しい使い方」という題目で講演されました。
私たち実習生は、磯野先生に同行し、講演の見学とお手伝いに行ってきました。講演の内容は薬とは何かといったことから、薬を使う目的や種類、使い方の決まり、主作用・副作用についてなどでした。
白馬先生の講演は聞きやすく、内容が非常に理解しやすかったです。
白馬先生の講演の後、三年生の皆さんに講演の内容についてのクイズに答えてもらい、私たち実習生がその模範解答をそれぞれ説明しました。
三年生の皆さんは元気いっぱいで、自分は少し押され気味で緊張してしまいました。うまく回答できたのかは自分ではよくわかりませんでしたがとてもいい体験ができたと思います。

太田薬局実習生 吉井 淳優

生野高校での薬物乱用防止教育と環境衛生調査

私達、薬学部実習生は磯野先生に同行して生野高校へ行ってきました。
本日、生野高校は後期始業式の日でした。体育館には全校生徒1400人が集まっていました。
磯野先生は壇上に上がり、生徒達の前で薬物乱用についての講演をされました。
大麻や覚せい剤、コカインなど多くの違法薬物や最近話題となっている違法ドラッグについて
これらは一体どういうものなのか?使用してしまうとどうなってしまうのか?
と多くの人が疑問に思うところを解説されました。
講演はとても聞きやすく、生徒達にも分かりやすく話されていました。
私は人前で話すのが苦手なのでとても参考になりました。
講演の中で最も印象に残った内容は『違法薬物は自分の身体だけでなく人生そのものを破壊してしまう恐ろしいものだ』と言われていたところです。違法薬物の恐ろしさを未だに理解できていない多くの子供達を守るためには、まず生徒・児童の意識の改善が必要になります。
私も将来、学校薬剤師として働くことが出来るのであれば、磯野先生のように啓発運動に取り組んでいきたいと思いました。

講演が終わった後は学校内の環境衛生の検査として照度検査と水質検査を行いました。
照度検査では照度計を用いて、1年5組の教室と体育館の2ヶ所で室内の明るさを測定しました。
判定基準としては300Lx以上ということで全て測定してきたところは問題ない基準値でした。
しかし、数値としては500Lx以上が望ましいということで1年5組の教室の真ん中から後方辺りが
少し薄暗いと感じました。
水質検査ではpH・残留塩素測定器を用いて、ウォータークーラーとトイレ・食堂周辺の水道水を測定しました。
全てを測定した結果がpH値7.2、残留塩素濃度0.1~0.2mg/lということで問題ありませんでした。

学生、生徒、児童及び幼児並びに職員の健康保持増進を図るため、学校薬剤師は健康教育や環境衛生の維持に努めなくてはいけません。今回の実習は大学で習う授業とは違い、薬剤師の仕事として重要だと再認識出来ました。
イソノ薬局実習生 大西勇輝

第45回 日本薬剤師会学術大会

 

 

 

「未来を奏でる薬剤師響奏曲」~その職能は新たなステージへ~をメインテーマに掲げ、10月7、8日 静岡県浜松市で開催されました。

新東名高速道路の開通で、首都圏直結!と開会式では、勢いのある静岡県をアピールしていました。
名阪側に住む私には、ピンときませんが、三ヶ日JCTの渋滞には、十分あやかることができました!?

開会式では、SF作家の瀬名秀明氏による特別記念講演がありました。
宇宙、ニュートン力学といった目に見える「マクロワールド」と原子・分子といった目では見えない「ミクロワールド」の間にあるのが「ミドルワールド」
ミドルワールドは、薬学者の大好きなミトコンドリアが存在するような細胞レベルの世界で、それは、見えにくい、イメージしにくいところだそうです。
そのミドルワールドを研究していくのが「薬学」なのではないかと薬学博士である瀬名氏は我々の存在を位置付けていました。
細胞レベルに特化した薬学。それは、これからの人類の発展に寄与するに違いないと確信させるような講演でした。
SF作家としての活動、人間らしさとロボットなど内容は多岐にわたり、予定時間大幅超過とあいなりました。

19項目あるランチョンセミナーは、
ドライアイに苦しむ私を知ってか知らずか磯野会長は、参天製薬の「ドライアイ治療について」を選択。
2000万人の病、ドライアイに対して、磯野会長、芝池副会長とともに聴講してきました。
潤いを与えるヒアレイン、潤いを引き出すジグアス
そして、もう一つ、使いやすい容器の開発
そうです、一つの病に対しても、多角的な視点から患者のニーズに応えているのです。

ポスター発表は、350本もの演題があり、その会場は、たいへん多くの来場者で溢れ返っていました。
我らが芝池先生も発表。「電子薬歴導入による服薬指導への効果」
電子薬歴導入により、必要な情報を効率的に取り出し有効利用できるようになったとの発表内容です。
会場の様子、質問を受ける芝池先生、質問をする磯野先生をフォトアップ。

災害時医療と薬剤師という分科会では、東日本大震災の現場であえいでいる患者を救うために、医療の縦割り行政の指示を待つことなく、医療スタッフの平常時の横の垣根をとっぱらい、エキスパートの面々が現場に即応した判断で活動した様子が臨場感あふれる内容で紹介されました。
個人的興味として、今どきの電子薬歴やタブレットPCを活用する在宅業務、お薬手帳のスマホ版など見て回り、また、機器展示では、足揉みマッサージも利用。
会長、副会長の補佐役として参加しましたが、ほとんどお二人をほったらかしにし、興味の向くままにさまよっていました。

「学術大会」では、「学術」そのもの、そして「学術」をとりまく周りの世界も楽しめます。
来年は、大阪での開催です!
関係者、お友達などお誘い合わせの上、参加しましょう。

PS:開催の静岡県スタッフは、それはそれは忙しそうでした…

松原市薬剤師会理事 岡山純子

健康まつばら21フェスタ2012

健康まつばら21 2012フェスタ 講演会 終了しました

日時 ; 9月12日(水) 13:30~
場所 ; 市役所8階 大会議室A
演題 ; 薬を正しく飲んでいますか !?
演者 ; 松原市薬剤師会副会長 芝池 淳

松原市役所で行われた「健康まつばら21フェスタ」にて、芝池先生が講演されました。演題は「薬を正しく飲んでいますか!?」です。80名という定員をはるかに上回り、会場には100人以上もの方が来られていました。日頃ありがちなエピソードを交えつつ、副作用、飲み合わせについてや、服用するうえで注意すべきことなどを、患者さんの目線に合わせてわかりやすく説明されていました。市民の方もくすりへの理解が深まったことと思います。質疑応答の際には、私の予想以上に皆さん質問されていて、薬への関心の高さに圧倒されました。
講演の後は私たち薬学部の学生が、薬をジュースやお茶、ビールなど水以外の飲み物で服用するとどうなるか?という実験を行いました。私たちは事前に予行で実験をしていましたので結果を知っていましたが、会場の方には興味深々でご覧いただき、結果にびっくりされたり、質問をしていただくことができてとてもやりがいがありました。私自身、薬をお茶で飲んでしまうことが多いので、良い勉強になりました(笑)大勢の方の前で司会や実演をすることは緊張しましたが、来場者の方に「ありがとう。勉強頑張ってね。」と温かい声をかけていただき、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。                   芝池じゅんあい薬局実習生  木原 紗菜