13日の台風明けの火曜日、生野高校で磯野先生による薬物乱用防止教育が行われました。実習生の私は同行して講演を見学させて頂きました。後期始業式の後に講演が行われ、生徒達に配布された薬物乱用のパンフレットを磯野先生が壇上で解説する形で進められました。危険ドラッグと呼ばれる薬物の種類、使用するとどうなるか、危険ドラッグに手を出さないためにはどうするべきか、などを分かりやすく解説されていました。個人的に印象に残ったのは一度しか危険ドラッグを摂取していなくとも死亡してしまう例があるということでした。今年の7月に脱法ドラッグの名称が危険ドラッグへと変更されましたが、この名称変更により、脱法ドラッグという呼び方よりもより危険だということを周知して貰えればよいなと思います。学校薬剤師の仕事は水質検査や照度検査など様々なものがありますが、生徒の前で行う講演も学校薬剤師の大事な仕事だと思いました。
イソノ薬局実習生:桑野千晶