2004年8月に、オムロンからだスキャン(HBF-353 体重計体脂肪計) が我が家に登場した。
体重・体脂肪・BMI値・内臓脂肪レベル・体年齢・基礎代謝が測定できる。
このからだスキャンを利用した減量目標値を設定した。
※ 取扱説明書 より ※
■体脂肪チェックで正しいダイエット
栄養バランスを無視した極端な食事制限による減量、運動をともなわない減食は筋肉や骨が減少するといわれています。体重は落ちても体脂肪はなかなか変わりません。基礎代謝が減って、かえって太りやすくなったりします。ダイエットの本来の目的は、体重を減らすことだけではなく、余分な体脂肪を減らすことです。体脂肪が標準で筋肉と体脂肪がバランスよく配分された健康な美しい身体を目標に減量しましょう。
■肥満は生活習慣病発症のもと
肥満とは単に体重の増加だけではなく、体内に脂肪細胞が過剰に蓄積した状態をいいます。
最近になって、脂肪細胞からは、レプチン(食欲、女性ホルモン分泌等の調節)や腫瘍壊死因子:TNF-α(インスリン抵抗性作用)、性ホルモンなど様々な物質が分泌されていることが明らかになってきました。
例えば、過剰なTNF-αは、インスリン抵抗性を引き起こし、糖尿病や高血圧の発症の要因に、また性ホルモンの過剰分泌により、更年期以降の乳ガンや子宮ガン発症の要因となることがわかってきました。従って体重の増加、脂肪細胞の過剰蓄積は、次のような疾患を引き起こしやすくなります。
●糖尿病、高血圧症、高脂血症、心疾患、乳ガン、子宮ガン等の生活習慣病(成人病)と呼ばれる内科的疾患 ●不妊症 ●腰痛・膝痛
■身体を構成している成分
身体を構成している成分のうち最も多いのは水分で、これが体重の約5 0 % 〜60%を占めています。次に多いのが脂肪です。そして残りは筋肉に含まれるタンパク質や糖質と、骨に含まれているミネラルです。
■体脂肪率
体重のうち、体脂肪量(脂肪の重さ)の占める割合です。
それに対し、体重から体脂肪量を除いたものを除脂肪量といいます。
■内臓脂肪レベルの判定基準
1〜9が標準、15以上が高い範囲になります。
日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会の報告によると、「内臓脂肪面積値が100cuを超えると合併症数は一段と上昇し、平均合併数が1.5個を超え、150cu以上になるとさらに増加傾向を示し、平均合併数が2個を超えることが明らかとなった。」とされています。
※合併症とは、肥満に関連した生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)のことをいいます。
※内臓脂肪レベル10が、およそ内臓脂肪面積100cuに相当します。
■自分のタイプを知って、健康な身体を目指しましょう
本製品では、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベルの他に、BMI、基礎代謝を表示します。体重に占める体脂肪量の割合を表す体脂肪率と身長と体重の比率から算出された体格指数を表すBMI値から肥満判定します。測定結果をもとに生活を見直し、健康な身体作りのために努力していきましょう。
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