9月17・18日に府立生野高校で文化祭が行われる。
たいていの文化祭において、飲食物が提供される。
冷たい飲み物やアイスクリーム、温かい焼きそばやたこ焼きなどは不可欠である。
本日、文化祭で食中毒を起こさないために、食品衛生講習会が行われた。
加熱食品提供クラスと非加熱食品提供クラスの2チームに分かれての講習だった。
食品提供に際しての諸注意は、食の安全を守る最重要事項である。
生野高校担当学校薬剤師 磯野元三氏 が、「食中毒を起こさないために」の話を担当した。
今年5月には、生食肉ユッケによる腸管出血性大腸菌O111の食中毒が発生し死者がでている。さらに翌月、ヨーロッパでは腸管出血性大腸菌O104による食中毒が猛威を振るっていた。今年は特に注意を要する年度である。
食中毒予防の三原則は、次の3点だ。
- 菌をつけない(清潔・洗う)
- 菌を増やさない(迅速・冷却)
- 菌をやっつける(殺菌・過熱)
毎年学生諸君に、この話をしている。