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今月の力試し ワード(Word)編 2

「秘湯温泉紀行」のレポートを レイアウトをしてみましょう!
今回は旅の紀行文の作成です。
レポーターの書いた旅行紀行文を、あなたなりにレイアウトしてもらいます。
問題を読んで条件を満たす紀行文を仕上げてくださいね。
作品の出来た方は10月末頃に、稲田研修員まで添付で提出下さい。
今月の 君 「ガラガラ準備」でお忙しいようです。
 問題  解説と ヒント  模範解答

 問題  ( 紀行文をオシャレに仕上げましょう。 )
  1. Wordを使います。
    (出来ればA4用紙1枚におさめて下さい)
  2. 素材をダウンロードし解凍します。
  3. 紀行文「御厨ヶ池温泉紀行.txt」と写真2枚が解凍されます。
    紀行文(本文)の1行目をタイトルに使ってください。
    適当な所から、2〜3段の段組を使ってレイアウトして仕上げます。
  4. 段落の始めには、ドロップキャップを使います。
  5. 添付の2枚の写真を回り込みを利用して掲載します。
    (自由に配置・サイズ変更OK、写真説明文は入れても無くてもOKです)
  6. 配色・配置をご自由に整えて仕上げてくださいませ。
注)素材はlzhで圧縮されています。解凍できない方はここからソフトをGetします。

解説と ヒント バージョンを考慮せずに作成しており、表示・操作の違う場合もございます。
ちょっと質問です。「あなたはWordをどのようにして起動しますか?」
スタート ⇒ ファイル名を指定して実行で「winword」でOKします。
スタート ⇒ プログラムから、起動します。
デスクトップのWordアイコンをダブルクリックします。
クイク起動バーのWordアイコンを使います。
 ぶ〜

自主的な作成を期待するので、今回は簡素なヒントのみ掲載
左側より [下書き表示]、[Web レイアウト表示]、[印刷レイアウト表示]、[アウトライン表示]となります。「印刷レイアウト表示」で使用すると仕上がり具合をイメージしながら作成できます。
・段組
・ドロップキャップ
・回り込み
右図のような書き方を段組と言い、新聞・雑誌でよく使われています。そして、「プ」のように行頭文字を大きくする表現を「ドロップキャップ」と言い、話の内容が変わるときに使われます。さらに、画像の周囲に文字が配置されているのを「回り込み」と言います。
ふりがな Wordではフリガナを、ルビって言います。
メニューバー・ツールバーの両方から使えます。


模範解答
薬局長作成 【段数;2、余白設定;上20・下15・右15・左15、行数;39】
偶然にも師範代とよく似た配置になりました。1本引かれている罫線がポイントとなり、全体に引き締まって見えますね。行数39は読みやすい行間ですが文字数を表示するには余白を削らないと入らないですね。行数と余白をどのように設定するのかは意見の分かれるところです。明朝体はプリントすると黒色が薄い感じがするので僕はいつもゴシック体に変えてしまいます。これも意見の分かれるところですね。
写真館作成 【段数;3、余白設定;上20・下20・右20・左15、行数;40】
フリガナがルビに書き換えられています。ドロップキャップが赤文字とは驚きました。センスの良さが光ります。図は回り込み処理されているので、大胆に縦線の上に配置されると、さらに光ると思います。しかし縦書きの段数3は少し読みづらいと思います。横向き段数3なら、「ウッヒョ〜、ブラボ〜!これは3つ折パンフレットになってるやないの〜!やられた〜!」だったと思います。完成したら印刷プレビューしてくださいね。オートシェイプに文字を重ねるときはテキストボックスを使うと、一緒に好きな所に移動できて便利ですよ。
最近師範代をおびやかす作品が登場してきますね。
気をつけないと、足元を…。
I振興組合員作成 【段数;2、余白設定;上20・下20・右30・左30、行数;40】
基本に忠実に段組をされています。タイトル行は段組をせずに書いた方が良いと思います。写真の一つが背景画像として扱われています。文字とのコントラストが低いので文字が読めません。こういう場合は、写真を右クリックして図の書式設定から下記のウォッシュアウトなる小技を使って文字を読みやすくしてみてはいかがでしょうか。明るさコントラストを調節して程よい明るさにしましょう。最後に写真館さんからルビを学びましょう。
TK研修員 【段数;3、余白設定;上10・下10・右10・左10、行数;29】
Wordは初めてと言いながらも、先週の研修会で写真館作成の「横向き段数3」のプリントアウトを見ながら作成されていた作品です。オートシェイプまで加えて仕上がっております。
「Enterの連打はだめでしょうか?」と、一言添えられていました。
Enterの連打もあまり使わないようにしてください。連打が2箇所ありますね。最初は改段組みの所です。wordでは通常改ページ(Ctrl+Enterキー)を使います。今回は改段組み(Ctrl+Shift+Enterキー)で新しい段の頭に来ますね。次はデータのオートシェイプ+テキストボックスの所ですね。この場合のオートシェイプは、回り込みを使わずに行内にしてはいかがでしょう。改行が利き、前文と一緒に移動するようになります。
空白部分が出来た場合、余白で調節するか、行数を減らしてレイアウトを見てみましょう。バランスが大切と思います。あと、写真を拡大縮小する時は、縦横比を維持して伸縮してください。実際と違う写真になってしまいますよ。
師範代作成 【段数;2、余白設定;上35・下30・右30・左30、行数;44】
余白設定は標準のまま、行数を多くし文字と写真を詰め込んだ。書体をMS明朝体からMSPゴシック体に変更し、さらに文字を詰め込んだ。文章の1/3から段組を採用。ドロップキャップは2文字分と小さ目で使い、テキストボックスで写真の解説を最終部に掲載。平凡シンプルに仕上げました。フリガナをルビにすると文章が入りきらなかったので断念しました。
◆「MS明朝体? MSP明朝体って同じ?」
MS明朝体は等幅フォント、MSP明朝体はプロポーショナルフォントとなります。Pが無いと同じ文字幅、Pが付くと文字によって幅が違うのです。数字を入力すると微妙に桁がずれたりしますね。
MS明朝体 123456789 12月31日18時59分
MSP明朝体 123456789 12月31日18時59分

 ;筆者の一言
Wordを使って、新聞風・雑誌風のレイアウトの練習です。平面的に文字を並べるだけでなく、段組・ドロップキャップ・回り込み等の要素を組み入れて、読みやすいレイアウトに並べ替える練習です。余白の設定は意見の分かれるところですね。上下左右のの余白が多いと締まって見えるという意見と、そんなに余白をとるならB5の用紙で印刷したら良い。行数やフォントも文字を詰め込みすぎると読みにくくなります。空け過ぎると間延びして見えます。自分なりに気に入ったページ設定をマスターしましょう。しかしこの作品を作成しているうちに御厨ヶ池温泉に行ってみたくなりました。
尚、このテキストは松原駅前商店会 PC研修会で使用したテキストです  【 事業部 】 2004/10/1
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